粘接着剤 - OCA(機能性フィルム)ドライラミネート -

ディスプレイ等の表示部位の貼合工程では、光学透明両面テープのOCAと光反応樹脂のOCRの2種類が主に使われていますが、製品と粘・接着剤のマッチングが悪いと剥がれや気泡などの接着不良につながります。これまでの平面ディスプレイに加えて曲げれるフレキシブルOLEDやLCDを使う曲面ディスプレイも登場しており、表示品位と歩留まりに影響するOCAとOCRの選定が極めて重要となっています。

OCA(光学透明両面シート・全面貼り用)

OCAは、加工性と膜厚均一性に優れているため、製造工程中で取り扱い易い、膜厚が一定、貼付け部分からのはみ出しがないといったメリットがあります。

薄手のOCAはロール供給、厚手のOCAは枚葉加工供給される事が多い。

熱可塑UV硬化(光学透明両面シート・全面貼り用)

・製品構造はOCAとほぼ同等
・熱を加えることで流動性を発生させ、UV照射で架橋する
・液晶パネルなど、局所的な応力を嫌う箇所へ適する

OCAを選定する場合の注意点

ディレイバブル

常温放置や高温・高湿の信頼性試験などで、ディレイバブルという気泡が発生する場合があります。印刷段差とOCAのミスマッチ、密着力不足、OCAに残存する溶剤の揮発や微細気泡の膨張、被着体からのアウトガス等が原因。

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段差追従性

カバーガラスの印刷部分の段差にOCAが追従しきれない場合に気泡が発生する場合があります。一般的なOCAの対応可能段差は10%~20%。

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Tooling Mark・剥離性

OCAの打ち抜き加工性が悪いと、端面からOCAがはみ出したり、セパレータが端部で剥離したり、打痕が生じて、貼付不良に繋がります。
打抜き性を向上させるために、セパレータの剥離力を上げ過ぎると、セパレータの剥離が困難になります。

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反り・剥がれ

種類の異なる材料同士を貼り付ける場合、材料の膨張率や収縮率の違いにより、反りや剥がれが発生する場合があります。

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